「コンセンサスが得られれば、ホッケンハイムで全チームを集めた会議を開こうと考えていた。ところが6つの独立系チームのうち、33%にあたる2チームはコストキャップに否定的だった。それでは話を進めても意味がない。ということで、この件は終わりになった」

 トロロッソのチーム代表、フランツ・トストによると、彼らが賛同しなかったのは、レッドブルの支持が得られなかったからだという。しかし、彼もコスト削減の方法を探す必要はあると考えている。

「これは実質的にF1を2つのクラスに分けるものであり、レッドブルの立場から言えば、同意できない案だった。1億ドルの予算制限を行って、それを超えるような開発はできないと決めれば、パフォーマンスの面ではワークス陣営に対して大きく遅れを取ることになる」

「コストキャップは実施すべきだが、やるなら全チームを対象とすべきだ。その話になると、すぐに現実的に取り締まりが難しいと言い出す者がいるが、それはナンセンスだね。マニュファクチャラーチームは、資金があるからコストキャップを受け入れたくないだけだ。しかし、そうすると資金力のあるチームにはますます金が集まり、彼らはそれを全部開発に注ぎ込んで、さらにパフォーマンスの差が開いていく。それが現在私たちが直面している状況だ」

 マノーのチームオーナー、ステファン・フィッツパトリックは、これを「真剣な検討に値する」コンセプトであると評価していた。
「多くのチームが事実上制限なしの予算を与えられ、何らかの形でそれを全部使ってしまう。F1を財政的に持続可能なものにしたいのなら、パフォーマンスを犠牲にすることなく、ファン、サーキットの所有者、チームが負担するコストを最小限に抑える方法を探す必要がある」

「とはいえ、インディペンデント選手権のアイデアは、自分たちが別の階級に属することを認めるようなもので、私には反対したチームの考えも理解できる」

 ハースのチーム代表、ギュンター・シュタイナーは次のように述べた。
「確かにそういう打診は受けた。そして、もっと詳しい話を聞きたいと思っていたが、結局本格的に議論する段階までは行かなかった。ある人物がこのアイデアを提案したものの、一部の人々が参加を望まず、すぐに立ち消えになったんだ」

「私は計画の詳細を知らなかったし、関係機関との話し合いも一切行われなかった。つまり、単なるアイデアの域を出るものではなかったということだ」

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