苦しいのはロズベルグも同じだ。ベルギーGP、イタリアGP、シンガポールGP、マレーシアGP、日本GPは、これまで勝ったことがない。昨年は予選でも鈴鹿以外すべてハミルトンの後塵を拝している。

 後半戦、再開後のロズベルグ未勝利グランプリが鍵となる。メルセデスに優位性がある高速スパとモンツァでは初勝利が欲しい。手段として、ここでフレッシュなエンジンを入れて、ハミルトンを揺さぶる戦術もありえよう。シンガポールとマレーシアは昨年フェラーリが制している。ハミルトンだけでなく他チームも要注意で、混戦パターンを警戒する必要もある。

 接近集団バトルになったとき、戦況を冷静に読み、ハミルトンの位置を意識した戦いに徹すること。オーストリアやドイツのように目前の敵に熱くなりすぎると失うものは大きい。ゲーム全体像を見きわめ、先を見通した「レース・メイキング」を実行するために、ピット無線規制緩和を巧く利用した緻密なコミュニケーションも重要だ。

 前半戦のロズベルグには時として、熱しやすく冷めやすい気性が見られた。それを後半戦は是正し、苦しいときこそ集中力=メンタル・パワーアップだ。今年からマネージメントを担当しているゲルハルト・ベルガ―の「コーチング」も役立てたい。

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