2018年F1第7戦カナダGP セバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得
2018年F1第7戦カナダGP セバスチャン・ベッテルがポールポジションを獲得

 開幕後から初日ライコネンに先行を許すパターンが4戦もあった。ベッテル自身(あるいはチーム)がセッティングを振り分け、金曜夜のテクニカル・ミーティングでそのデータを解析し“最適値”を探っているようにも思えた。

 土曜FP3が始まるとベッテルの走りが一変。トラクション特性が重要なこのコース、分かりやすいのは5コーナー先にあるセクター1と9コーナー先にあるセクター2の通過速度だ。彼はどちらも最速スピードを記録、それぞれのコーナー脱出速度が上がってきた。

 さらに三つのセクターをミスなく自己ベストで揃えるラップを完成し2番手に浮上。ちなみにトップはフェルスタッペン、3番手ライコネン、4番手ハミルトンも完璧なラップはできていない。各セクターが“ばらつき”、小さなミスをどこかでやっていた。

 フリー走行すべて初めてトップのフェルスタッペンよりも、個人的にはベッテルをマークしていた。予選Q1をハイパーソフトで1位、Q2はウルトラソフトで4位。なるほど彼はQ1をQ3リハーサルにあて、Q2はスタート・タイヤとなるからいくぶんセーブ。そしてQ3アタックに正確で精密なPPラップを完成する。

 1から3コーナーまではグリップ感触を確認する程度で、そこから一気に高めた。セクター1通過速度267.2KMH、セクター2通過速度289.4KMH、S/F通過速度303.3KMH(すべて最速!)。セクタータイムも2と3が抜群、際立ったのはあの最終コーナー『チャンピオンズ・ウオール』。

本日のレースクイーン

廣川エレナひろかわえれな
2025年 / スーパーGT
2025 D'stationフレッシュエンジェルズ
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年2月号 No.1616

    スーパーGT 20周年記念特集
    激動、勇退、高揚。
    忘れられない20年

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円