第9戦でようやく今季初ポイントをゲット、表彰台まであと一歩の4位入賞を果たしたロマン・グロージャンは、嬉しいというよりもやっと肩の荷が下りた感じだ。好調ハースF1は、チームメイトのケビン・マグヌッセンも5位フィニッシュ、見事にW入賞で大量ポイント獲得。
こちらもW入賞を果たしたアルファロメオ・ザウバー。好調のシャルル・ルクレールに刺激されるかたちでマーカス・エリクソンも奮闘。徐々に戦闘力がアップしていくチームは、ここ数年の定位置だったテールエンダーからの脱却を果たした。
オーストリアGPでは2位表彰台を獲得したキミ・ライコネンだが、来季の跳ね馬のシートはシャルル・ルクレールに奪われるのではないかというウワサがささやかれている。ここ数年、「今年が最後」と何度も言われてきたライコネンが、大逆転で来季も現役続行するのか、それとも今年限りで見納めになってしまうのか? あと数カ月でその答えが分かる。