開幕戦オーストラリアGP午後のフリー走行2回目は、午前中に続いてルイス・ハミルトンがトップタイムを記録して初日を締めくくった。チームメイトのニコ・ロズベルグは序盤にターン6でスピンを喫して、今季のクラッシュ第1号となってしまった。

 午後のセッション開始時点では風雨が強く、コンディションは一時的に良くなったものの最後までドライ路面になることはなく、タイムを出したドライバーは全車インターミディエイトタイヤでの走行。気温15度、路面温度18度という肌寒い気候となった。

 ハミルトンは残り時間30分を切ってからコースに出て、トップタイムを更新。ハーフウエット路面で1分38秒841を記録した。その後、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグが1分39秒308で2番手に浮上。レコードラインが乾いてきたと思われたが、残り15分の時点で、また雨が強まり、ドライタイヤでの走行は叶わなかった。

 ロズベルグはクラッシュで装着していた新型ノーズを壊してしまったが、チームは明日以降に使用できるスペアがあると保証している。

 ザウバーの2台とトロロッソのマックス・フェルスタッペンはガレージを出ることなく、午後のフリー走行を終えた。

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