■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 決勝=6位

2018年F1第17戦日本GP セバスチャン・ベッテル
2018年F1第17戦日本GP セバスチャン・ベッテル

 今日、ガレージを歩いてチームの皆の作業を見ていて、力づけられた。この数週間は楽ではなかったが、皆の気持ちは折れたりしていない。
 今日のようなレースは相手にポイントを渡してしまうようなものだし、ポイントスタンディングを見ると、僕らにとって厳しい状況であることは分かっている。僕らには失うものがない。今まですべての力を注いできた。マシンから学べること、理解を深められることが、まだあると考えている。だからこれからも戦い続け、抵抗し続け、今後のレースがどういう展開になるのかを見ていく。

 マックスとの接触についてだが、僕はオーバーテイクするためにプッシュしていた。彼が(キミ・ライコネンとの接触の際の行動について5秒加算の)ペナルティを受けていたことを知っていたし、自分たちが速いことも分かっていた。彼のバッテリーは切れていたが、僕の方はエネルギーをセーブしていた。その時、イン側に隙間を見つけたから、飛び込んだ。彼は防御しようとした。それで僕は行き場を失い、接触した。あれはレーシングアクシデントだ。

(Formula1.comのインタビューで語り)僕は彼を抜こうとしていたが、何が何でも抜こうとしていたわけではない。でも彼は誰かが近づいてきたり、隣に並びかけられているのが分かると、すぐにプッシュする。もはやプッシュしてはならない段階になってもだ。僕だって、隙間がなければ飛び込んだりしない。レースをしているのだから、接触しそうになることはある。それでも常に相手にはスペースを残しておくべきだ。

 僕はあのアクションをとったことを後悔していない。結果を考えれば、別の行動をとるべきだったとも考えられるが、後からそう言うのは簡単だ。

本日のレースクイーン

河村澪かわむらみお
2025年 / スーパー耐久
Hitotsuyamaレースアンバサダー
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円