ベッテルといえば、2007-2012年大会でミハエル・シューマッハーと組んで『RoCネイションズカップ』6連覇を達成したほか、2017年のマイアミ大会では初日にパスカル・ウェーレインが大クラッシュにより負傷欠場したにもかかわらず、ひとりで国別対抗のタイトルを手にするなど、RoCの歴史に欠かせないドライバーのひとりとなっている。

「またRoCにカムバックできてうれしいよ。僕のレーシングキャリアの中でも欠かせないイベントになっているし、すべてのレーシングドライバーはこのRoCに参加できる栄誉を夢見ているんだ」と語ったベッテル。

「そこでは『なぜ、自分がモーターレーシングを始めたのか』という根源的な問いへの答えを再認識させくれる。純粋な競争の魅力を僕らに思い起こさせてくれる場所でもあるんだ」

 一方、個人戦で2度のチャンピオンを獲得し、世界最速の男となった経験を持つ47歳のクルサードは「僕がなぜ、いまだにRoCで成功を収めることができているのか、いつも謎だと思っている」と、冗談を交えながらも意気込みを語った。

「僕より若く、才能に溢れた若いドライバーたちが相手で、僕はといえば2009年を最後にF1から降り、フルタイムのシリーズを戦ったのも2012年のDTMが最後だからね」と、笑顔を見せたクルサード。

「でも、それこそがノックアウト方式の本質だと思っている。でも番狂わせはそう長くは続かない。いずれ本物の実力で追い落とされる日がくるはずだ。正式にモータースポーツから引退しているにもかかわらず、こうして招待してくれるフレデリック(ジョンソン)には、驚くと同時にいつも光栄に感じているよ」

イベントではKTMやRoCバギーなど多彩なマシンを使用。ファンが同乗してのバトルが繰り広げられる
現役引退後もRoCのレギュラーとしてイベントを盛り上げてきたデビッド・クルサードも参戦決定

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