「(サマーブレークの間)友人たちや家族と一緒に素晴らしい時間を過ごした。17年間の(F1生活の)中でそういう過ごし方はなかなかできずにいる。僕は19歳の時からF1の世界で生きてきて、今は36歳だ。グランプリに行く時間の他には、グランプリへの準備をし、回復に努めている」とバトンが話したとF1iが伝えている。
「(サマーブレークの間に)スパでロンと話し合いを始めようと決めた。それ以来、将来についてずっと話し合ってきた。その結果、今、来年から2年にわたる契約をマクラーレン・ホンダと結んだことをお話しできる。皆さんが予想していたとは違う形だろうけどね」
「来年、僕はチームのアンバサダーを務め、チームの向上のため、あらゆる形で貢献していく」
「シミュレーションの仕事をするとともに、今の状態を保つため、今まで以上にトレーニングをする。正しい状態を維持し、できるだけ多くのことをインプットするため、たくさんのレースをする」
「(来年は)この17年とは違うことをする。自分自身のスケジュールに従って過ごし、起きたい時に起き、したいことをする日々が増える。友人と過ごす時間が増えるし、何より家族との時間を今よりもっととれるようになる。この17年間、家族とはあまり頻繁に会えなかった。だからそれがとても楽しみだ」
「今までF1のスケジュールの関係でできなかったことでやりたいことはたくさんある。たとえば僕はトライアスロンが大好きだ。F1ドライバーであっても、レーシングドライバーでない部分の人生もある。僕は2017年に休みをとる必要があった」
「だから2017年は休暇をとる。そして2018年に関しては、マクラーレン・ホンダは僕をレースに出すオプションを有している。素晴らしいことだよ。人生は長い」
「さらに2年間、チームと共に働くという契約に至ったことに、とても満足している。2017年にこのチームをできるだけよくするため、全力を尽くしていく」