この日、ドライバーをふたり起用したのはウイリアムズのみだった。午前中はロバート・クビカ、午後にはジョージ・ラッセルが走行を行った。クビカは56周を走り、2018年ハイパーソフトで1分40秒265を記録し10位、ラッセルは55周のなかで2018年ハイパーソフトで1分38秒802をマーク、7位となった。
トロロッソ・ホンダは2019年レースドライバーのダニール・クビアトを起用。昨年終盤以来のトロロッソ復帰を果たしたクビアトは、155周とこの日参加した11人のなかで最多の周回数を走りこんだ。自己ベストタイムは2019年のコンパウンド5で記録した1分38秒862だった。
ハースはF2ドライバーのルイス・デルトラズを2日目の担当ドライバーに起用。初のF1テストの機会を得たデルトラズは、117周を走りこみ、2019年のコンパウンド5で1分39秒069の全体の9位にあたるタイムを出している。
ザウバーのアントニオ・ジョビナッツィが11位。ジョビナッツィはピットレーン出口でストップし、赤旗を出すというアクシデントがあった。チームはメカニカルトラブルが発生したもののすぐに解決したと述べている。来季レギュラーとなるジョビナッツィは128周を走行、2019年のコンパウンド5で1分40秒435をマークし、11位となった。
28日の走行をもって、2018年のF1公式テストは終了、次回の合同テストは2019年2月18日にスタートするプレシーズンテストとなる。