ドイツのモータースポーツ誌は、冷却に関する問題を指摘している。
「想定よりも外気温が3〜4度低くなったために、ターボが冷えすぎ、ブースト圧の上昇に問題が発生して、不要な燃焼を行なっていたのではないか」という説だ。

 いったい、どういうことなのか? あるPUマニュファラクチャーのエンジニアに確認すると、次のように解説した。

「ターボを含め、パワーユニットは冷えることに関してデメリットはない。ただし、レギュレーションでインタークーラーからの吸気温度は外気温プラス10℃以上というふうに決められている。冷却性能というのはボティワークの開口部の面積で変えるのだが、それは空力性能にも関係するため、予選後は変更できない」

「フェラーリの温度設定が、何らかの理由で想定より外れて、インタークーラーからの吸気温度が外気温のプラス10℃以下になってしまったのではないか。そこでフェラーリはターボに無駄な仕事させることで冷却性能を意図的に悪くして、インタークーラーからの吸気温度を外気温プラス10℃以上に保っていたのではないか。そうなると、当然、燃費は悪くなり、レース中はいつも以上にリフト・アンド・コーストしていた可能性がある」

 バーレーンGPで、フェラーリはオーストラリアGPとは異なるエンジンカウルを使用していた。それはオーストラリアGPのものよりも明らかに後方の開口部が絞られたものだった。

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

本日のレースクイーン

原あゆみはらあゆみ
2026年 / スーパーフォーミュラ
リアライズガールズ
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年7月号 No.1621

    [特集]WRC 2027
    Gr.A時代の熱狂、ふたたび

  • asweb shop

    掘り出し物満載の特別企画『モデルカー祭り!』がautosport web shopで開催中。6月25日まで

    レア物や特別価格商品が満載!
    6月25日まで