「我々はすべての物事をあるがままに受け止め、一歩ずつ、すべてのシチュエーションを最大限に活かそうとしてきた。それと同時に、我々はマシンを少しでも進化させるべく、とても集中して攻め続けた」

 しかし、常に自分たちの過去を振り返ったり、最も近いライバルたちと比較することは有益ではなかったと、ド・フェランは言う。

「他が何をしているかは分からないし、何に悩んでいるかも分からない。もちろん理解しようと努力し、アイデアを出そうとはするが、確かなことなど何も分からない」

「我々がグループとしてコントロールできるのは、自分たちがすることだけだ。そしてそれこそが、我々が集中し、前進し続けるために必要なことなのだ。我々の目的は、誰が前にいようと上昇を続けることだ」

「振り返ってみればドライバー時代の私もそうだったが、ひとつの敵に集中する者もいる。けれども、そういった考えを私は持たない」

「他の全員と比較しての競争力の序列で言えば、立ち止まっているわけにはいかない。前進し、弱点に取り組み、マシンの開発を続けなければならないことは分かっている」

「簡単に言えば、1位や2位になるまで休むわけにはいかないのだよ」

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