そんなマグヌッセンがいま、最も頭を悩ませているのがハースのマシンの戦闘力だ。予選ではQ3に進出しながら、レースになるとポイント圏外へ脱落するというレースが続いているからだ。

「確かに僕たちは予選では開幕3戦でいずれもQ3に進出する速さがありながら、レースでは2番目に遅いマシンになっている。これは明らかに問題だ。チームは必死に解決を試みているけど、まだ完全に解決したとはいえない。 何が問題なのか、そしてそれはどうして起きてしまうのかを調査している段階だ。 もちろん、何もしていないわけじゃない。いくつかの修正は施しているから、それがどのような結果を生むのかここで確認したい。ただ、忘れてはいけないのは、このサーキットではマシンが遅くても、ポイントが取れるということ」

 最後はヒュルケンベルグ。昨年は予選前にギヤボックス交換を行い、5グリッド降格のペナルティを受け、レースではクラッシュといいところがなかった。そんなヒュルケンベルグにこんな質問が。

「あなたが子犬を飼い始めたらしいですが、それは悪運を払うためですか?」

 するとヒュルケンベルグは、質問者を見ながら笑顔でこう答えた。

「あなたは僕に“イエス”と言ってほしいんだと思うけど、残念ながらそうじゃないんだ。僕は昔から犬が大好きで、そろそろ、欲しいなと思っていたんだ。 でも、まだ飼っているわけじゃないよ」

 どことなく猫顔をしているヒュルケンベルグだが、犬派だとは知らなかった。

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