レッドブルが予定していた新しいフロントウイングの鈴鹿への投入を断念したのに対して、ライバルのメルセデスは予定通り、新しい空力パッケージを鈴鹿に持ち込んだ。
今回、メルセデスが鈴鹿に持ち込んだ新しい空力パーツは、フロントウイングとフロア、そしてバージボードだ。メルセデスのチーフレースストラテジストのジェームス・ヴァレスは「今回のアップデートはすべての速度領域でのダウンフォース向上を狙ったものだ」と語り、中速コーナーが連続するセクター1だけでなく、低速コーナーがあるセクター2と高速コーナーがあるセクター3でもパフォーマンスが向上すると考えられる。