「現在、最も重要なことはシーズンに関係なくタイヤ性能を最大限に引き出すことだ」とアリソンはドイツの『Auto Motor und Sport』とのインタビューで語った。

「幸運なことに、我々のドライビングダイナミクスチームには優秀なエンジニアたちがいる。彼らはタイヤについての理解と知見をもたらしてくれる」

「このチームが過去2、3年の間に達成した最大の進歩は、タイヤをよりうまく活用できるマシンを開発したことだ」

「我々のマシンには常に速さがあった。しかし以前よりも現在の方がタイヤをうまく使えている。そのため、レースによって並外れて強くなったり弱くなったりするようなことはもはやなくなった。今年、我々には深刻なスランプというものがなかったのだ」

「他のチームも取り組みを進めているが、我々のチームは現状、週末を通してタイヤを作動域に入れ、その範囲にとどめておくことがほぼできるようになっている。これは我々にとって大きな武器だ」

 アリソンは、2019年にピレリがタイヤのトレッドを0.4mm薄くしたことで、ブリスターとデグラデーションのリスクが減ったことを認めた。それでもメルセデスは、タイヤマネジメントの点でライバルチームよりも優れているようだ。

「タイヤには昨年(2018年)と比べてそれほど大きな違いはない」とアリソンは語った。

「我々はトレッドを薄くしたタイヤを2018年の3戦で使用した。実際、早いうちにブリスターが起きることはなかった」

「他のチームが何をしたか、していないかといったことは分からない。私に言えるのは、我々のチームには幸運なほどに多くの有能な人材がいるということだ」

「タイヤを理解すること、マシンの力がタイヤにどのような影響を与えるのかという部分は、空力と力学をともにうまく作用させるようにするうえで重要なことだったのだ」

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