■ハースのマグヌッセン、トラブルによるパンクでクラッシュ
ハースは午前にロマン・グロージャンが走行、午後にケビン・マグヌッセンに交代したが、マグヌッセンは走行をスタートしてわずか数周でコースオフ、その日のプログラムを切り上げることになった。
5周目のターン8でコースアウトしたマグヌッセンは、ウォールにヒット。マシンがダメージを負ったため、チームは走行再開を断念した。チームは、右リヤタイヤがパンクしたことによるコースオフであると説明、その後の調査で、ホイールスペーサーの問題によりリムが損傷を受けたことが、突然のパンクにつながったと明かした。
グロージャンは48周を走行して1分18秒380(C3タイヤ)で12番手、4周走行のマグヌッセンは1分19秒709(C2タイヤ)で16番手となった。
■フェラーリのベッテルがPUトラブルでストップ、13番手にとどまる
セバスチャン・ベッテルがフェラーリSF1000のテストを担当したこの日、午前中にパワーユニットのトラブルが発生、ベッテルはチームの指示によりコース脇にマシンをとめ、この日最初の赤旗の原因となった。
チームはパワーユニット交換を行い、調査のためトラブルが起きたパワーユニットをマラネロのファクトリーに戻した。ベッテルは午後に走行を再開。最終的には合計100周を走ったが、タイムは1分18秒384(C3タイヤ)で13番手にとどまった。
■ウイリアムズのメルセデスPUにも問題発生。ラティフィが走行中断
ウイリアムズのニコラス・ラティフィも午前中にメルセデス製パワーユニットの問題でマシンをとめている。調査のためラティフィは午後のセッション終盤までコースに復帰できず、周回数は72周、タイムは1分19秒004(C3タイヤ)で15番手だった。
第2回テストは2月26日から28日にスペイン・バルセロナで開催される。