2020年はF1世界選手権にとって70周年にあたる。その歴史のなかで、33人のワールドチャンピオン、108人のグランプリウイナーが誕生、数々の偉大なるドライバーたちが興奮と感動をもたらしてきた。この企画では、英国ジャーナリストのChris Medlandが何人かの名ドライバーを紹介、彼らが強い印象を刻んだ瞬間を振り返る。

 今回紹介するのは、1960年から1968年にF1に参戦したジム・クラークだ。F1キャリアを通してロータスで走り、72回出走のなかで、タイトル2回(1963年と1965年)、優勝25回、ポールポジション33回を獲得した。

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