2020年シーズン最初の8戦開催が発表された一方で、シーズンの残りの時期については今も調整が行われている最中だ。
キャリーは今年のレース数を少なくとも15レースに引き上げられると期待を寄せているが、スケジュールに関しては6月末まで明確にはならないだろうと考えている。
「今のところ(スケジュールを確定させる)期限を設けるつもりはない。状況が流動的であり、期限を設けることはプレッシャーを生み出してしまう。この状況においてそれは正しく現実的なことではないかもしれない」
「目標は、6月が終わる前に残りのカレンダーを完成できなければ、レース開催の可能性について把握することにある」
「我々は自分たちが試み、行おうとしていることを認識している。いくつかの件がうまく進まなかったとしても、他に選択肢がある。それから、カレンダー上にあるが、まだ開催されていないレースもある。我々には明らかに選択肢があると考えている」
中国とベトナムは、双方ともレース開催の優先順位のトップにあると噂されている。一方メキシコGPの主催者は、メキシコGPが予定通り11月1日に開催されると見込んでいると語った。
また日本、アゼルバイジャン、ロシア、アメリカ、ブラジル、バーレーン、アブダビは、すべてシーズン後半の枠で開催されると見られている。
「我々は未知の領域にいる。ごく直近の時期より後のことについては、引き続き見通しのつかない状態になることは明らかだ」
「すべての主催者たちと関わりを持っており、全員と活発な議論を行っている。誰もが同じ見通しを得ることに苦労しているのだ」