今年の第7戦ベルギーGPは、フェラーリにとって屈辱的なグランプリとなった。予選は2台そろってQ2どまり。レースでも上位争いすることなく、カスタマーチームのアルファロメオのキミ・ライコネンの後塵を拝してフィニッシュした。

 この結果がいかに深刻かは、過去の成績を見ればわかる。

 まず、予選では2台そろってのQ2どまりだ。これはもちろん今年初めてで、昨年の2019年は1度もなかった。そもそも、フェラーリがQ3に進出できなかったこと自体が珍しい(データ1)。昨年は1度(シャルル・ルクレール/モナコGP)しかなかった。しかも、それはマシンの不調ではなく、チームがQ1のカットオフラインを見誤って1回のアタックにとどめたという人為的なミスだった。

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