新装マクラーレン・ホンダの2年目、ホンダにちょっとした変化が現れている。といっても、レース現場の舞台裏、スタッフの食事や休憩の場となるホスピタリティの話だ。初年度の昨年は、陸路移動が可能なヨーロッパラウンドのみ、ホンダ独自のモーターホームを運び込み、ホンダのスタッフやごく限られた人にだけ日本食を供していた。

 それが今年はアウェイのレースにも、すべてシェフたちが帯同することに。それ以上に大きな変化は豪華な幕の内弁当を作り、マクラーレンスタッフにも出すようにしたことだ。いまや日本の弁当は世界中で「Bento」と言えば通じるくらい、ポピュラーな食事になっている。当然ながらマクラーレンのスタッフにも大好評で、ホンダとマクラーレンで限定10食ずつの弁当は、熾烈な争奪戦になっているという。 

 和食のメニューを考えて、実際に作っているのは純英国人のデイブ・フリーマン。毎年、日本を訪れて旬の和食の食べ歩きを欠かさない熱心なシェフだけに、味には定評がある。2006年までのホンダ第3期には、我々メディアも彼の和食のお世話になった。デイブによって日本食の美味しさを知った外人ジャーナリストも少なくない。現在の世界的な和食ブームへのデイブの貢献は決して小さくないはずである。そのデイブが「今後は少しずつ、チーム以外の人々にも食べてもらえるようになると思うよ」と、うれしいことを言っていた。いよいよ「ホンダ食堂」復活ですか。

マクラーレンでも大人気の幕の内弁当
マクラーレンでも大人気の幕の内弁当

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