メルセデスにプレッシャーをかけるため、路面が乾き始めたタイミングでチームはインターミディエイトを選択するという賭けに出た。しかし、それ以前は71周のレースのうち42周にわたって2位を走行している。ホーナーはこの戦略を、以下のように説明する。

「(最初の)リスタートの後は、インターミディエイトが適したタイヤであるように見えた。熱が入れば速く走れることを、これまでに何度も目にしてきたからだ。当初はダニエル(リカルド)に履かせようと考えたが、ファステストを出し始めてコース上では2番目に速かっため、リスクを負うことにはなったものの、マックスの方を変更したんだ」

 ところが後に雨が激しくなり、フェルスタッペンは54周目にタイヤをウエットへと変更。表彰台に上がるためには、残り17周で13ものポジションを取り返す必要があった。

「残念ながら徐々に雨が強くなり、最終セクターはかなり困難になっていた。2回目のセーフティカーの後、ポジションを犠牲にするか、より安全なタイヤに変えるかという難しい決断を迫られた。マックスと話し合い、エクストリームを選択した。最後の16周をどうするかは、すべてが彼に託されていたんだ」

「素晴らしいレースをしてくれて、抜くときにもタイムロスは最小限だった。3位でフィニッシュしたことで、素晴らしい才能があることを証明した。今日はマックスの独壇場だったよ」

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