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F1 ニュース

投稿日: 2021.03.29 02:16
更新日: 2021.03.29 03:14

ハミルトンがフェルスタッペンとの激戦を制す。9位角田は日本人初のデビュー戦入賞【決勝レポート/F1第1戦】

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F1 | ハミルトンがフェルスタッペンとの激戦を制す。9位角田は日本人初のデビュー戦入賞【決勝レポート/F1第1戦】

 首位フェルスタッペンと2番手ハミルトンは2秒弱のギャップを維持し、3番手ボッタスはそこから5秒後方に留まる。ペレスと角田は周囲よりも速いペースを取り戻し、揃ってペースの上がらないベッテルを抜いて13番手・14番手へと浮上してきた。

 11周目にアロンソがピットインしソフトからミディアムに交換。これを受けて12周目にノリスとルクレール、ストロール、アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がピットインしこちらもミディアムに交換。ノリスとルクレールはアロンソの前でコースに戻る。

フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
2021年F1第1戦バーレーンGP フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)

 13周目にハミルトンがピットインしてハードに交換し、フェルスタッペンに対してアンダーカットを仕掛けてくる。リカルドとキミ・ライコネン(アルファロメオ)、オコンもピットインしミディアムに交換するが、アロンソにアンダーカットされてしまう。

 ハミルトンはファステストを記録してアンダーカット圏内に入り、フェルスタッペンはこれに呼応せずにステイアウトを選択した。

 16周目にはボッタスもピットインしハードに換えるが、17周目にフェルスタッペンがこれに続きミディアムに換える。これでフェルスタッペンはハミルトンにアンダーカットを許し、ペレスが抑えるボッタスの前2番手でコースに戻る。ボッタスは18周目のターン11でペレスをかわして3番手に上がった。ペレスは19周目にピットインしてハードタイヤに交換し、最後まで走り切る実質1ストップ作戦を狙う。

 15周目にサインツJr.と角田がピットインし、角田はハードに交換してオコンの後ろ、ジョビナッツィの前14番手でコースに戻る。角田は21周目にオコンをかわして13番手に浮上し、前の集団に追い付いて行く。

 角田の前の集団では、ステイアウトするベッテルに引っかかるアロンソが21周目のターン1でオーバーテイクに成功するが、サインツJr.もこれに続いてベッテルを抜き、さらにターン4でアロンソも捉える。アロンソはターン4でベッテルに抜き返されてしまい、続いてペレスにも抜かれてしまう。ベッテルは22周目のターン1で大きくロックアップしてオーバーシュートしポジションを落とした。24周目にはメインストレートで角田がDRSを使ってベッテルに追い付き、パスして12番手に上がり、26周目のターン1ではアロンソも抜いて11番手に浮上した。25周目にはペレスがサインツJr.を抜いて8番手、27周目のターン1ではストロールを抜いて7番手に上がった。

角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
2021年F1第1戦バーレーンGP 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)がセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)に追いつく

 2番手フェルスタッペンはペースを上げてじわじわと首位ハミルトンとのギャップを縮めていき、27周目には2秒以内に縮める。ここでハミルトンがピットインして再び新品のハードタイヤに履き替え、フェルスタッペンのアンダーカットを阻止する戦略に出る。

 30周目にボッタスもピットインするが右フロントの交換に手間取り10.9秒の静止時間に。これを見てフェルスタッペンはステイアウトでトップを快走する。

 32周目にルクレールとリカルドがピットインしてハードに履き替える。翌33周目にはノリスがピットインしてルクレールの前のポジションを確保する。アロンソはここでリヤブレーキを失ってピットに戻りリタイアとなった。


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