■レッドブル・レーシング・ホンダ
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
今日、大きな進歩が見られたことは間違いない。でも当然のことながら、優勝を手にすることができなかったのは残念だ。レース中、いくつかの問題を抱え、それに対応しながら走らなければならなかった。これについては詳しく調べる必要がある。一方で、今日を含む週末全体から、ポジティブな要素を見つけることができた。
メルセデスはアンダーカットをしたが、僕らは自分たちの戦略を変えなかった。その戦略自体はうまくいっていた。ただ、問題は、今のF1マシンではオーバーテイクすることが極めて難しいことだった。トラックポジションをいったん得ると、圧倒的に有利なんだ。
ルイスに近づいて、オーバーテイクを仕掛けた。ターン4でコース外に出たために、ポジションを戻した。そのころにはタイヤはあまりいい状態ではなくなっていて、プレッシャーをかけるのが難しかった。
ポジティブな点に目を向けていこう。今の僕らは、メルセデスに勝負を挑んでいる。それはすごいことだよ。いい形でシーズンをスタートし、チームのために大量のポイントを稼ぐことができた。
でもいつだって改善可能な点はあるものだから、それについて分析していく。今週末、ホンダが200回目の表彰台を達成したのは素晴らしいことだ。これから次のレースに完全に集中していく。
(自身の公式サイトに対して、ハミルトンにポジションを返したことについて語り)僕としては、2位でフィニッシュするよりも、トップでフィニッシュしてから(タイム)ペナルティを受ける方がよかった。僕はそう思うが、皆に同意してもらおうとは思わない。
結局のところシーズン1戦目にすぎない。2位でこれほどがっかりするというのはいい兆候だよ。去年ならこの結果に大満足だっただろうからね。
