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F1 ニュース

投稿日: 2021.07.17 16:48
更新日: 2021.07.17 18:49

母国の観衆に応えたハミルトンとラッセル。角田、2つ目の才能を披露【SNSピックアップF1第10戦(1)】

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F1 | 母国の観衆に応えたハミルトンとラッセル。角田、2つ目の才能を披露【SNSピックアップF1第10戦(1)】

●全快じゃないけれど

 レースウイーク前、サッカーEURO2020の観戦後に強盗被害に遭っていたマクラーレンのランド・ノリス。前戦オーストリアでは2番グリッドを獲得していたが今回は6番手。心の影響は少なからず残っていそうだが、それでも結果を残してくるのはプロフェッショナル。心身ともに早く全快して欲しいものだ。

 そんなノリスは、キーワーカーへの激励メッセージが刻まれたスペシャルデザインのヘルメットでこのレースに挑む。ファンも大喜びで、3.7万いいねを獲得。ファンと相思相愛の理想的なスポーツアスリートだ。

●息を吹き返すボッタス

 移籍に関する外野の声が騒がしくなってきたメルセデスのバルテリ・ボッタス。結果を残すしか熱りを冷めさせる方法はない。3連戦の好調をキープし予選は3番グリッドを確保。決勝レースでは今季初のフロントロウ発進を目指し、スプリント予選に挑む。

●ラッセル、連続Q3進出

 ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)の勢いが止まらない。前戦オーストリアGPで初のQ3進出を果たしたが、なんと今回もQ3へ進出し8番グリッドを確保。非力チームでこの結果はドライバーの腕を称賛するしかない。

●気を吐くルクレール

 ハミルトンとフェルスタッペンの一騎討ちに沸く一方で、4番手タイムをマークしていたのがフェラーリのシャルル・ルクレールだ。今年のフェラーリはサーキットの相性次第で順位が大きく変動する傾向にあるが、今回は良い方向に転んでくれた。もっともドライバーの実力あってのことだ。

●アルファタウリ・ホンダ、不発の予選

 ここまで予選Q3常連だったピエール・ガスリーが12番手、角田は16番手タイムと不発に終わった予選。不幸中の幸と言えるのは、スプリント予選があるため決勝レースを上位グリッド発進できる可能性が残っていることだ。スプリント予選と銘打っているが、激しい追い抜きが見られるかもしれない。

●ハミルトン、絶対王者の威厳

 ここまで5連敗と苦渋を舐めているメルセデスのルイス・ハミルトン。母国GPとあって気合の入り方は人一倍。そして14万人の観衆が大声援を送るなか、見事に最速タイムをマーク。オーストリアではオレンジ軍団がフェルスタッペンの背中を押したが、今回はハミルトンを援護する応援団が詰めかけている。


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