椅子に腰かけて寝るカルロス・サインツJr.さん。
横に寝転がり、本格的に寝るジョビナッツィさん。
ライコさんは、さきほどと同じ態勢のまま、ボケーっとしておられますが、我慢せず寝てもいいんだよ?
もうすぐ日本時間で0時なのに、まだレースははじまりません。
カメラを向けられたお客さんが踊りだす現象発生。
屋根付きのお客さんたちより、芝生組の方が楽しそうに見えるのは気合の違いだからでしょうか。
観客席に手を振るラッセルさん。
ベッテルさんは壁越しに覗き、リカルドさんはウエーブしろと煽っておられます。
そんななか、メディカルカーは黙々とスパを攻めておられました。
スチュワードは時計を残り1時間で止める呪文を唱えた!
そもそも時間制限ルールとはなんだったのか。
日本時間で24時30分。
空席が目立ちはじめた観客席。
ペタングを興じるマーシャルさんに、サッカーをするベッテルさんとミック・シューマッハーさん。
この末期感たるや、もはやレースする雰囲気じゃございません。
ついに日本時間で1時。
何も始まっていないのに、就寝時間がきてしまいましたよ寝ないけど。
攻めるメディカルカーを見て『赤いクルマ……カッコいい……』と違う扉を開けはじめた我。
間違いなく、今日一番タイムを出してるクルマでございます。
ドライバー・オブ・ザ・デー決定。
唐突に、10分後にレース再開のお知らせが。
もう絶対にレースをやらないって思っていたわ、ごめんなさい。
ずぶ濡れで待ち続けたお客さんたち、もうすぐだからがんばって!
レース再開は、タイム表示1時間からのカウントダウン。
盛り上がるお客さんに、立ちのぼるオレンジの煙。
メーカーさん、この雨のなかでも湿気らない品質保証がされましたよー!
みんな、オレンジ色に染まるがいいさ!
一番後ろを走るペレスさんいわく『状況はよくなっている』
でもあなた、レコノサンスしか知りませんからー!(笑)
ニキータ・マゼピンさんに、ファステスト表示の奇跡が舞い降りました。
カウントダウン51分で赤旗表示に。
マゼピンさんファステスト表示のまま、レース終了でございます。
周回数3周でレース成立って、珍レースにもほどがある。
(ネタとして)見てよかったけれど、見なくてもいいレースでございました。
お客さん、本当におつかれさまでした。
表彰台のラッセルさんは、うれしそうでしたね。
ハーフポイントではございますが、もらえるものはもらっておきましょう。
奇妙なレースでも、勝ちは勝ちでございます。

ファステストで終えたマゼピンさん。
思い出していたのでしょうか、レース後ニヤニヤしているマゼピンさんが、うっかりかわいく思えてしまいました。
これも珍レースの効能かもしれません。
……ところで、あれは1周目に10番手以内の人がファステストを狙いにいっていたら、ポイントはもらえたんでしょうかね?
さて次戦はオランダ、そしてモンツァへと続きますよ。
自宅特派員ブログは、その2戦お休みをいただきまして、ロシアGPでまたお会いできる予定でございます。
それではまたお会いしましょう。
