2021年F1第20戦カタールGPでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とバルテリ・ボッタス(メルセデス)にグリッド降格ペナルティが科されたため、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーがフロントロウの2番手からのスタートとなった。ところがガスリーは11位、8番手スタートの角田裕毅も13位でレースを終え入賞を逃した。

 一方でコンストラクターズ選手権5位を争うアルピーヌは、フェルナンド・アロンソが3位、エステバン・オコンは5位と揃って上位に入賞。アルピーヌとアルファタウリ・ホンダのポイント差は25に広がり、選手権ではリードを許した。ホンダF1の山本雅史マネージングディレクターは「アルピーヌにやられた感がある」と振り返ったが、それと同時にかつての戦友であるアロンソの巧みな走りを賞賛した。

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