今回のF1第21戦サウジアラビアGPでちょっと珍しいことが起きた。それは2回目の赤旗後、再開までの間にレースディレクターのマイケル・マシとレッドブルのスポーティングディレクターのジョナサン・ウィートリー、そしてメルセデスのスポーティングディレクターのロン・メドウズのやりとりが公開されたことだ。
それに至った背景は、1回目の赤旗後の再スタートで、ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、2番手からスタートしたルイス・ハミルトン(メルセデス)に並びかけられながらも、アウト側に粘り、コース外に出た後、2コーナーをショートカットする形でハミルトンの前に出て、再びラップリーダーの座に留まったことが関係していた。