投稿日: 2021.12.10 15:18
更新日: 2021.12.10 15:20
更新日: 2021.12.10 15:20
レッドブル・ホンダ密着:例年とは異なる雰囲気のミーティング。タイトル争うフェルスタッペンは特別ヘルメットを用意
Masahiro Owari
2021年F1第22戦アブダビGP開幕前日の木曜日、午後4時。レッドブル・ホンダのスタッフが2台のマシンをガレージに並べ、広い空間ができたガレージ内に全員集合した。輪の中心にはスポーティングディレクターのジョナサン・ウィートリーがいた。毎グランプリ、木曜日に行われるチーム全体ミーティング。この日のミーティングは、そのシーズン最後のミーティングとなるため、全員集合写真を撮影する前に、普段のエンジニアとメカニックだけではなく、広報、マーケティング、ケータリングなどのスタッフも参加しての全体ミーティングとなった。
ただし、今年の全体ミーティングは例年とは少し雰囲気が違って感じた。それは、このアブダビGPがマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)がドライバーズ選手権で同点で迎えた最終戦となったからである。つまり、このミーティングはレッドブルにとっては2013年以来、8年ぶり。ホンダにとっては1991年以来、30年ぶりにチャンピオンシップを賭けて臨むなかで行われたミーティングとなった。