「このチームを去るという決断はベストなものだったと思う。うまく機能していなかったのさ。それは明らかだった」
「この決定についてニコとはたくさん話し合った。彼はずっと応援してくれたよ」
「彼にとって私の決断は受け入れがたいものだったが、彼は深く関わってくれたし、(今後も)最善を尽くしてくれるだろう」
「これこそ私が彼をこのチームに欲していた理由だ。チームは再編成されている途中であり、私にとってリーダーを擁立することは重要なことだった」
「何が起ころうとも、ニコはリーダーとして行動し、チームを引っ張っていってくれることだろう」
「チームが成功を収める上で重大な要素だと思う」
ウイリアムズ、ザウバーとチームを渡り歩いてきたヒュルケンベルグにとって、今年はF1での7年目のシーズンとなる。
115レースに参戦しながらいまだ表彰台を獲得したことのないヒュルケンベルグだが、彼にはこの流れを断ち切るだけの能力があるとバスールは考えている。
「彼は過去10年間に私がジュニアシリーズで見てきたドライバーのなかで最も才能のあるドライバーのひとりだ」
「ルーキーイヤーでGP2のタイトルを獲得したドライバーはこれまでに3人しかいない。ルイス・ハミルトン、ニコ・ロズベルグ、そしてニコ・ヒュルケンベルグだ」
「ニコ(・ヒュルケンベルグ)はワールドチャンピオンを獲得できる数少ないドライバーのひとりだと思う」
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています