セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)の引退と、フェルナンド・アロンソのアルピーヌからアストンマーティンへの移籍によって、動き出した2023年のシート争い。その動きは、夏休み期間中に活発になっており、夏休み明けには多くのシートが新しい顔ぶれになる可能性も出てきた。
現在、その中心にいるのは2021年のFIA F2のチャンピオンで、アルピーヌのリザーブドライバーを務めているオスカー・ピアストリだ。
リザーブドライバーからレギュラードライバーに昇格させようとしたアルピーヌだったが、ピアストリがそれを否定。アルピーヌ側は法的措置も辞さない構えを見せているが、アルピーヌとピアストリの契約はアルピーヌのドライバーアカデミーと交わされたものであり、FIA(国際自動車連盟)の契約承認委員会(CRB)にはF1ドライバーとして登録されていなかったため、アルピーヌが法的措置に出ることはないと考えられる。
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