トストは、各国のプロモーターもファンへメッセージを伝える仕事をもっと上手にこなすべきだと述べた。
「プロモーションは、もっと早く始めるべきだ。おそらくレースの3,4カ月前辺りかな。ドライバーを何人か連れてきてサイン会やデモランを行うんだ」と、トスト。
「空港に来ても、今週末にF1があることがどこにも掲示されていないようでは台無しだ」
「F1は特別だ。原則1つの国に、1年に1度しかない。何か例外的で、唯一無二なものを売り込まなければならない。それができれば、人々はサーキットへ行くだろう」
トストは、チケットを購入したファンに対し、プロモーターはサーキット外でのエンターテイメント向上に努める必要があると考えている。例として、アメリカGPの開催期間中に行われたテイラー・スウィフトのコンサートを挙げた。
「ファンタスティックなプログラムを観客に提供する必要がある」と、彼は言った。
「オースティンの主催者は素晴らしかったと言わざるを得ない。なぜなら、コンサートのためだけに7万から8万人が来場し、主催者は『F1レースもあるから、ちょっと見てみよう』と言ったのだ」
また、開幕戦が行われるオーストラリアGPについても触れ「私はオーストラリアのメルボルンが好きだ。家族とアルバートパークに来ることができるからね。歴史的なマシンを見て、新車を見て、素晴らしいレースも見ることができる。これも多くの人々が求めていることだ」と付け加えた。
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