2016年までのパワーユニット規制はいったんリセットされるような状態になり、メルセデス以外のメーカー、フェラーリ、ルノー、ホンダの4メーカーのパフォーマンス差はふたたび分からなくなる。

 すでにルノーやホンダは2016年中から今季の規定に向けた開発の別部隊を走らせていることを明言しており、2017年のF1はメーカーにとっても千載一遇のチャンスとなる。

 また、シャシーの進化、パワーユニット規定の変化でラップタイムが4秒から5秒速くなれば、ステアリングを握るドライバーへの負荷はかつてないほど大きくなる。ダウンフォースの増加とタイヤのワイド化によってコーナリング中の横Gが増大することは間違いなく、首回りの筋肉をはじめ、肉体的な強化がドライバーに求められる。

 物理的な負荷が増す中で、ステアリングに備えられた数多くのスイッチ類を細かく操作しながらのドライビングは、まさに未知の領域でもある。肉体的には、若手が有利ともすでにささやかれているが、果たして、ドライバーの世代によってパフォーマンスに変化があるのか。F1ドライバーの新たなドライビングにも注目だ。

 シャシー規定、パワーユニット規定に加え、ドライバーへの負荷増大、ドライビングの変化など“過去20年で最大”とも言われている2017年のレギュレーション改訂。FIAとF1戦略グループによる大胆な変更が実際のレースにどのように作用するのか、目が離せない1年となることは間違いない。

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