■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
決勝=6位
序盤に右フロントのブレーキディスクの温度がものすごく上がって、炎が出るほどになってしまったので、ピットストップを行わなければならなかった。それがレースに大きく影響した。
リフト・アンド・コーストをしなければならず、ハードタイヤでの序盤にはタイヤの温度を上げることができなくて、ラップタイムをかなり失った。ファーストスティントが損なわれ、それがレース全体に影響した。ブレーキを徹底的に管理して走る必要があったんだ。ブレーキがだめになってリタイアしなければならなくなる可能性があったから、そうすることがとても重要だった。
終盤、ソフトタイヤでルイス(・ハミルトン)をとらえることができるかと思ってタイヤ交換をしたが、残念ながらセーフティカーによってそのチャンスがなくなった。僕の方がルイスより新しいタイヤを履いていたから、リスタートできればうまくいったと思うが、レースは再開されなかった。
僕にとっては良い週末ではなかったし、やるべきことは多い。明日、シミュレーターに乗って、すぐにいいリズムを取り戻すつもりだ。