現行のパワーユニット規定は2020年までの使用を想定したものであり、それ以降も使用を継続するか、規定を一新するかを議論するための会議が近々行われる予定となっている。

 先日、ロス・ブラウンの復帰を含む、新たなF1の体制が発表されたが、ホーナーはそれよりも前の2016年シーズン終了時点で、F1の長期的な構想は経営層に任せ、将来のレギュレーション作成に関する議論に各チームが関与する機会を減らすべきだと話していた。

「F1に関する私の考え方はいつでも変わらない。目先の問題だけを解決しなければ、という感情に流されず遠い未来を見据えようとすべきということだ」とホーナー。

「どのチームもが抱える問題点は、自分たちの競争力あるポジションを守ろうとしてしまうことだ。我々も含めて、みなそれが良くない姿勢だとわかってはいるんだが」

「5年先のことなど誰にもわからない。ならばそこまで時間をかけて、風洞実験をやめ、CFD(コンピュータ上で空気の流れを解析する技術)での作業を減らし、通常のハイブリッドか、従来のKERS技術を備えた無過給パワーユニットの導入を図るべきじゃないかな」

「それはコストを大幅に削減して、素晴らしいショーを創り出ることにつながるはずだ」

「我々は、F1がファンの興味の対象外となってしまうかもしれないギリギリの瀬戸際にいるんだ」

「もしも、そういったレギュレーションが少しでもいまのF1の刷新につながり、レースがもっと予測しにくいものになれば、素晴らしいことだよ。ファンのためにも、チームのためにも、もちろんドライバーのためにもね」

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