■評価 8/10:体調不良のなか、強さを見せつけたガスリー

ジョージ・ラッセル(メルセデス):予選6番手/決勝3位
ピエール・ガスリー(アルファタウリ):予選9番手/決勝8位

 安定してポイントを稼ぎ続けているジョージ・ラッセル(メルセデス)だが、パフォーマンスはまだハミルトンのレベルには及ばない。F1史上最高レベルのドライバーに並ぶことがどれだけ難しいかを、今回も知ることになっただろう。2番グリッドからスタート、1コーナーでルクレールにチャレンジしたがリードは奪えず、5周目、後方から追いついてきたフェルスタッペンに抵抗することもできなかった。その後はほとんど孤独なレースで、終盤のサインツからのチャレンジに備えて、タイヤを労わりながら走った。

 木曜は体調不良で寝ていたピエール・ガスリー(アルファタウリ)が、8位入賞という素晴らしい結果を出し、強さを証明した。今回、マシンには入賞する力が備わっており、ガスリーは予選でQ3にしっかり進んでみせた後、決勝ではマクラーレンをとらえるために戦い続けた。結局オーバーテイクはできなかったが、デ・フリースからはポジションを守り切り、貴重な4ポイントをつかんだ。

2022年F1第16戦イタリアGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
2022年F1第16戦イタリアGP ピエール・ガスリー(アルファタウリ)

■評価 7/10:入賞目前でトラブルに見舞われたリカルド

ランド・ノリス(マクラーレン):予選7番手/決勝7位
ダニエル・リカルド(マクラーレン):予選8番手/決勝リタイア

 ランド・ノリス(マクラーレン)は決勝終盤、セーフティカー下でピットストップを行ったことで、セルジオ・ペレスの後ろに下がってしまった。マクラーレンはセーフティカー明けの戦いに備えていたのだが、レースはそのまま終わってしまったのだ。だが少なくともマクラーレンはアルピーヌとのランキング4位争いにおいて、ギャップを6点縮めることに成功した。ノリスは予選ではメルセデス2台に僅差で迫り、他車のペナルティで3番グリッドを得た。しかしスタートで大幅に順位を落としてしまい、せっかくのチャンスを失った。長いファーストスティントを取ったことでポジションを上げたが、最後にもう一度ピットインしたことで6位を失った。

 昨年の勝者ダニエル・リカルド(マクラーレン)は、久々に優れたパフォーマンスを見せた。予選ではノリスと近い位置を確保、決勝でも堅実にポイント圏内を走り続けた。チームのためにノリスを前に出した後、8位でフィニッシュする見通しだったが、オイル漏れによりリタイアしなければならなかった。

2022年F1第16戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)
2022年F1第16戦イタリアGP ダニエル・リカルド(マクラーレン)

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