F1ジャーナリストがお届けするF1の裏話。第16戦イタリアGP編です。

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 F1が世間に与えたいと望んでいるのは、ハイテクスポーツであるというイメージだ。つまり、あらゆるものが美しく演出され、組織立っていて、誰もがクールかつスマートに仕事をしているという印象である。

 だが、時として実態はかなり異なる。イタリアGPでは、前代未聞と言うべき数のグリッドペナルティが適用された。そして、この事態へのぶざまな対応こそ、F1において物事がうまく運ばない場合の典型だった。

 モンツァの週末には、木曜の時点で早くも複数のチームが、「週末のどこかで新品のパワーユニットコンポーネントを投入し、ペナルティを受けることになりそうだ」と認めていた。パドックの住人たちの間では、全部でどれほどのペナルティが科されるのか、把握するだけでもひと苦労になりそうだと囁かれていた。

 FP3が終わるまでには、9人のドライバーが何らかのペナルティを受けることが明らかになっていた。つまり、総勢20人のうち半分近くが、予選で獲得したポジションとは違うグリッドへ移動しなければならないのだ。「土曜日には、どのようにグリッドの序列を決めるつもりなのか」との質問を受けて、FIAはこう答えた。「それについては、聞かないでくれ」

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