■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
予選=ポールポジション
路面コンディションが変化し続け、トリッキーな状況だったが、エキサイティングな予選になったね。Q1とQ2では、インターミディエイトで速さを発揮できた。Q3ではスリックに履き替えてゼロからのスタートになった。コース上にまだ湿った部分が残っていたし、路面の進化にうまく対応していく必要があった。
週末を通してマシンの感触はとてもいい。明日のレースが楽しみだ。
(予選後の会見で、2019年のシンガポールGPのことについて聞かれ)あの日は本当にフラストレーションがたまったよ(注:ポールポジションからレースをリードしながら、チームの戦略によりチームメイトのセバスチャン・ベッテルにアンダーカットされて勝利を失った)。あの時のことはものすごくよく覚えている。ただ、ああしなければ1-2フィニッシュができなかったのだろうから、正しい選択だったのだろう。でも、明日また同じことが起きたら、2019年と同じぐらい悔しく思うだろうね。僕は勝つためにここにいる。僕が望んでいるのは、明日勝つことだけなんだ。だからベストを尽くして、どうなるかを見ていくよ。
(シンガポールで2戦連続でポールポジションを獲得したのは)ものすごく特別なことだ。ストリートサーキットでの予選は限界ぎりぎりで走ることになる。今回はその上、路面が湿っていたんだ。コースの一部が濡れていて、リヤのコントロールを失いかねない状態だったけれど、クリーンなラップをまとめることができた。
金曜日は問題を抱えていたためにあまり走行することができなかった。そこからうまく挽回したと思う。レースに向けたデータが十分にないけれど、完璧な仕事をすれば、勝てるはずだ。
