2022年シーズンで7年目を迎えたハースF1チームと小松礼雄エンジニアリングディレクター。シーズン最終戦を前に、ハースは2023年にミック・シューマッハーに代えてニコ・ヒュルケンベルグを起用することを発表した。これまで“スーパーサブ”として各チームに貢献してきたヒュルケンベルグのF1フル参戦は2019年以来となる。
一方ハースでのラストレースを迎えたシューマッハーは、苦戦の予想されたアブダビでの予選でチームメイトを上回る走りを披露。またハースはアルファタウリとのコンストラクターズ選手権争いを制し、8位を獲得した。そんなアブダビGPの現場の事情を小松エンジニアが振り返ります。