メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1が将来的にタイヤブランケットの使用禁止を提案していることについて、F1にとって「危険」で「意味の見出せない」動きだとして冷めた反応を示した。
各チーム、F1、FIAは、2024年からタイヤウォーミングを禁止する規制案について、今夏のイギリスGP後に投票を行うことになっている。
F1の独占タイヤサプライヤーであるピレリは、タイヤブランケットを必要としないタイヤの開発を進めてきた。この動きはF1におけるサステナビリティ重視の取り組みの一環と捉えられている。事前のウォーミングを必要としないタイヤの製造は容易ではないが、ピレリによると開発は進んでおり、イギリスGP後のテストに間に合うように製品を供給できるという。このテストを経て最終的な判断が下され、次いで投票が行われる。