43周目、レッドブルのクビアトが濡れた人工芝に乗ってクラッシュし、またもセーフティカーが出動することとなる。この間に首位のハミルトンに続いてベッテルもピットイン。すでにミディアムで15周以上を重ねていたベッテルはこのタイミングを利用して上位と同じソフトたイヤを装着。47周目にフェルスタッペンを抜き、これでオーダーは再びロズベルグ、ハミルトン、ベッテルへと変わった。しかし、ここで優勝目前のロズベルグが49周目に痛恨のコースオフで2番手に後退。最後の最後でハミルトンの王座獲得の条件が揃うと、ベッテルも最後の追い上げも及ばず3位でフィニッシュ。この瞬間、トップチェッカーを受けたハミルトンの王座獲得が決まった。
4位フェルスタッペンと5位セルジオ・ペレス、6位カルロス・サインツJr.に続いて、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが7位でフィニッシュした。
終盤は一時5番手まで浮上したバトンは、最後のピットストップ後に9番手まで後退したが、先行する2台のバトルに乗じて7番手へ上がると、同じく健闘していたフェルナンド・アロンソのマシントラブルで6番手に浮上、最後は一つポジションを落として7位チェッカーを受けたが、6位のサインツJr.が5秒加算のペナルティを受けていたため、正式結果は6位となった。アロンソは最後にリカルドに抜かれて11位でフィニッシュしている。
なおハミルトンは、イギリス人ドライバーとしては初の2年連続ドライバーズチャンピオン、3度目の王座はサー・ジャッキー・スチュワート(1969、1971、1973)以来2人目となった。また、ジャック・ブラバム(1959、1960、1966)やニキ・ラウダ(1975、1977、1984)、ネルソン・ピケ(1981、1983、1987)、アイルトン・セナ(1988、1990、1991)といった往年の名ドライバーたちとも肩を並べた。
