メルセデスF1のチーム代表であるトト・ウォルフは、チーフテクニカルオフィサーのジェームズ・アリソンの職務については、F1チームと、ヨットのアメリカズカップのに参戦するイネオス・チームUKのふたつに分割されたままだと述べている。
アリソンは2017年から2021年にかけてメルセデスF1の成功に重要な役割を果たしたが、2021年7月にエンジニアリング部門を退き、後任としてマイク・エリオットがテクニカルディレクターに就任した。しかし、昨年のメルセデスの問題は今シーズンにまである程度尾を引いていることから、チームは問題のF1マシンの開発における主導的な役割をアリソンに委ねるようになったと報じられている。