F1チームには多数の人々が関わり、さまざまな職種が存在する。この連載では、普段は注目を浴びる機会が少ないチームメンバーに焦点を当て、その人物の果たす役割と人となりを紹介していく。今回取り上げるのは、マクラーレン・レーシングのチーフ・コミュニケーションズ・オフィサー(最高コミュニケーション責任者)を務めるスティーブ・アトキンスだ。
コミュニケーションおよびPR部門で30年の経験を持つアトキンスは、マクラーレン・レーシング・エグゼクティブチームの一員として、CEOザク・ブラウン直属の最高コミュニケーション責任者に任命され、2022年12月1日にマクラーレンに加入した。前職はチェルシー・フットボールクラブのコミュニケーションおよび広報担当ディレクターだ。