ただし、マクラーレン・ホンダが「勝つ準備ができていない」理由は、何もホンダにだけあるのではない。ブーリエが言う「マクラーレンはいつでも勝つ準備はできている」という言葉を会見場にいた何人が信じて聞いていただろうか。というのも、昨年の日本GPではS字でダウンフォースが抜け、アクセルが踏めないという悪癖が、MCL32になっても治っていないからである。

 多くのドライバーがダウンフォースの増加とタイヤのワイド化によってカタロニア・サーキットの3コーナーは全開で走り抜けていく中、MCL32を駆るアロンソとバンドーンはコーナーの進入でふらつき、アクセルを戻していた。

マクラーレンのマシンのサイドポンツーンに長方形の穴が
マクラーレンのマシンのサイドポンツーンに長方形の穴が
 また、1回目のテストでは、こんなこともあった。初日からマクラーレンのマシンのサイドポンツーンに長方形の穴が空いていたのである。あとで確認すると、「気温が予想していたよりも高くなって、ルーバーをはめ込むための穴を急きょ開けた」のだという。つまり、マクラーレンは1回目のテストでルーバーを持ってきていなかったのである。レッドブルやフェラーリはしっかりとルーバーを使用していた。

 いまのマクラーレンは、本当に勝つ準備ができているのか、という思いだけが募った1回目の合同テストだった。

本日のレースクイーン

生井美和なまいみわ
2026年 / オートサロン
AUTOWAY
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技
    【最難関は最初にやってくる】
    FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年5月号 No.1619

    [ 特集 ]
    スーパーGT非公式ガイドブック
    捕まえろ。大きく、遠い、王者の背中

  • asweb shop

    メルセデス AMG ペトロナス F1 チーム ドライバーキャップ 2026

    8,800円