問題を抱えていたため、ルノーワークスチームの走行はここまでで合計509周にとどまっている。これは全チーム中3番目に少なく、ルノーを下回るのはトロロッソと、やはりトラブルに見舞われているマクラーレン・ホンダのみである。

 ライバルのパワーユニット・マニュファクチャラーと比べると、ルノーが総計1,274周を走行したのに対して、メルセデスが2,314周、フェラーリは2,171周を記録している。

 パーマーは、問題を適切に管理して貴重なデータを集めることが「思っていたほど簡単には進んでいない」と認めたうえで、こう付け加えた。

「僕らは常に(パワーユニットを)改良するためのソリューションを導き出すべく努力しているが、今、ビリーのファクトリーでは問題解決のため大がかりな作業が行われている。メルボルンではもっとずっとうまく扱えるようになるだろう」

 当初、木曜午後には、ニコ・ヒュルケンベルグがパーマーから新車R.S.17の作業を引き継ぐ予定だったが、パーマーにコース走行の時間を与えるために、計画が変更された。

 ヒュルケンベルグは最終日となる金曜日には終日単独で走ることになったが、その後さらに変更されて、結局金曜午前のみとなり、午後には再びパーマーが走行する。彼によれば「今週はひどい一週間だった」ためだ。

 最終日にはパワーユニットをデチューンしてトラブルを避け、シャシーの作業に取り組む予定かと聞かれて、パーマーはこう答えた。「パワーユニットの出力を下げるかどうかはさほど大きな問題ではない」

「まずはシャシーのセットアップ作業ができるように、周回を重ねる必要がある」

「エンジンのパフォーマンスが良くなることは確信している。エンジンの出力を上げて(マシンの)パフォーマンスを確認することが重要なんだ」

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