TEAM APEV with MONSTER SPORT
2016 パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム
レースレポート 6月24日 プラクティス3 ミドルセクション

 6月24日(金) コロラドスプリングス・アメリカ ー 3日間のプラクティスの最後となるセッション、プラクティス3が行われた。コースはパイクスピークの中腹を駆け抜けるミドルセクション。グレンコブをスタートしたマシンはほどなく森林限界線を超え、急峻な斜面に刻まれたつづら折れのカーブをいくつも抜け標高を上げて行く。

 半径が小さいコーナーを、きつい勾配で繋いだコースであるため、コーナーでは急減速によって一気に車速を落とし、次のコーナーに向かってダッシュして行く。ここで、いかにスピードを乗せることができるかがタイム短縮の鍵になるコースだ。

 決勝前に本コースの走行ができる最後の機会となるため、今までに蓄積したデータを活用しマシンを今年の路面に合わせたセットアップに仕上げることが重要になる。

 チームでは決勝に向けて、プラクティス3を実戦テストとして活用するために、数々のセットアップを施した車両を持ち込んだ。路面に合わせた操縦性を確保し、トラクション性能を向上させるために、サスペンションセッティングをさらに煮詰めるとともに、ブレーキの冷却性能を向上させるモディファイを施した。

 さらに、車両の操縦性を左右するトルクベクタリングの制御も見直した。懸念だったバッテリーマネジメントも改善し、本来の性能を発揮できるようになった。

 午前5時30分にプラクティス3がスタート。コースインしたモンスター田嶋は、数々のセットアップの状態を確認しつつ、コー ナーをクリアしていく。レースウィーク中の改善が実を結び、回を重ねるごとにタイムも向上、決勝レースに向けて確実な手ごたえを感じる走行となった。

Tajima Rimac E-Runner Concept_One
Tajima Rimac E-Runner Concept_One

 決勝レースは、6月26日(日)、現地時間午前8時から開催される。チームは車両の最終調整を行い、決勝に臨む。

ドライバー モンスター田嶋 コメント
「今日はミドルセクションでのプラクティス3でした。私たちの最後のプラクティスということで、サスペンション、トルクベクタリングなどさまざまなテストを行いましたが、本当にいいデータがとれました。これを活かして、明後日の決勝は万全を 尽くしたいと思います。応援、よろしくお願いいたします」

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