4回目のシリーズ2位に終わったパワーだったが、その表情はさばさばしていた。
「トラブルは本当に残念だが、ペジナウを倒してタイトルを獲得するのは難しかった。今日のレースで勝つことはできたかもしれないが、タイトル獲得はかなり難しかったと思う」
「またチャンピオンになれずにランキング2位に終わったが、今年は素晴らしいシーズンだった。開幕戦の決勝を走れなかったためにポイントで大きな差をつけられたが、チャンピオン争いができた」
「今シーズンは4勝もできたし、500マイル・レースでも勝てたからね」
チーム・ペンスキーは14回目のインディカー・タイトル獲得。チーム設立50周年という節目の年にランキングトップ3を独占してみせた。エリオ・カストロネべスがランキング3位をゲットしたのだ。

レイホールはソノマでの2位フィニッシュにより、ランキング5位となった。「ペジナウにアタックするつもりだったが、彼のマシンに近づくとオーバーステアが強くなった。パスは無理と判断し、2位でゴールすることとした」とレイホール。