アメリカ自動車業界の巨人のひとつであるクライスラーが、かつてスポーツカーレース界で大活躍をみせたダッジ・パイパーで復帰を狙っているようだ。英AUTOSPORT誌が報じている。

 ダッジ・パイパーは、過去にル・マン24時間をはじめスポーツカーレースのGTクラスで活躍。1998年から2000年にかけてル・マンのGTSクラスで3連勝をマーク。日本でもチーム・タイサンが輸入し、当時の全日本GT選手権でGT500/GT300クラスに参戦した。

 クライスラーは、そんなパイパーの時期モデルで、BMWやシボレー、フェラーリ、ポルシェ、さらにロータスやアストンマーチンなどが顔を揃える激戦のGTEクラスへの参戦を画策しているという。マシン製作を手がけるのはデイトナプロトなどで実績のあるライリー・テクノロジーではないかと言われている。

「我々はいくつか調査を行ってはいるが、まだ決定した項目はひとつもない」とクライスラーのモータースポーツマネージャーを務めるゲイリー・ジョンソン。「我々は注意深く物事を進めなければならない。なぜならバイパーにはすでに“伝説”があるからさ」

 ライリー・テクノロジーの代表であるビル・ライリーは今年のル・マン24時間に姿をみせたが、ダッジとの関係についてノーコメントを通した。かつて活躍したダッジ・パイパーGTS-Rは、フランスのオレカが製作していた。

本日のレースクイーン

橘香恋たちばなかれん
2026年 / オートサロン
東京オートサロン2026イメージガールA-class
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年2月号 No.1616

    スーパーGT 20周年記念特集
    激動、勇退、高揚。
    忘れられない20年

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円