今年のル・マン24時間にラルブル・コンペティションのモーガン・ジャッドで参戦する井原慶子が、レースに向けての意気込みや今季から加入したチームについて語った。

 昨年はOAKレーシングからWEC世界耐久選手権のLMP2クラスに参戦していた井原は今季、フランスに拠点を置くラルブル・コンペティションからヨーロピアン・ル・マン・シリーズ(ELMS)に参戦。BMWエンジンをベースにしたジャッドエンジンをモーガンシャシーに搭載し、LMP2クラスを戦っている。

 ラルブルは、4月末に公開されたル・マンのエントリーリストで、リザーブから繰り上がる形でLMP2クラスへの参戦が決定しており、井原はピエール・ラグ/リッキー・テイラーとともにドライバーとして名を連ねている。23日、BMW iアンバサダーとして『BMW i3』のPRを都内で行った井原は、ル・マンに向けて次のように語った。

「去年、一昨年はマシントラブルなどで完走できなかったので、今年はまずは完走したいと思います。表彰台に登りたいですね」と井原。

 昨年まではLM-GTEアマクラスなどに参戦し、ル・マンでも数多くの優勝を果たしてきた名門チームのラルブルだが、LMPカーでのル・マン参戦は今年が初めて。とは言え、その点に関する不安はまったくないという。

「(ELMSの)開幕戦を見て不安はまったくないと感じました。私が昨年所属していたOAKレーシングの兄弟チームでもありますし、チームがフランスにサーキットを持っていて、LMPカーのドライビングスクールなども行っているので、LMPカーの扱いにも慣れていますね」

 また、当初のリザーブエントリーから繰り上がる形でル・マン参戦を決めたラルブルだが、チーム内の士気も非常に高まっているという。

「GTでは5回もル・マンで優勝しているチームですから、元々すごく士気は高いんです。信頼の置けるメカニック、そしてエンジニアたちですが、その中でもリザーブから繰り上がる形でル・マンに参戦できることになり、彼らもやる気満々でスタンバイしています」

 井原は、6月14日~15日に行われるル・マン24時間後は、7月にレッドブルリンクで行われれるELMS第3戦のほか、WEC世界耐久選手権の第4戦オースティン、そして第5戦富士にも参戦予定。10月の富士戦については「優勝したいですね」と母国ラウンドに向けて意気込みを見せた。

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