アジアン・ル・マン・シリーズ第4戦は8日、マレーシアのセパン・サーキットで決勝レースが行われ、ホー-ピン・タン/デイビッド・チェン組OAKレーシングの24号車モーガン・ジャッドが優勝を飾った。
第2戦富士に次ぐ14台が参戦し、8日の15時にスタートした決勝レース。直後から、24号車モーガンとKCMGの松田次生/ジェームス・ウィンスロー組18号車モーガン・ニッサン、クラフト・レーシングのジュン-ジン・プウ/ダン・ポレイ/リチャード・ブラッドレー組27号車オレカ・ニッサンの3台により、熾烈なトップ争いが展開される。
3台はピットインのタイミングなどで首位を入れ替えながら、終盤に至るまで優勝争いを展開。最終的には同一周回ながら、OAKレーシングのモーガンが優勝を飾った。2位は次生組KCMG、3位はクラフトレーシングとなった。
総合4位となったのは、GTCクラス優勝となったクリアウォーター・レーシングのウェン-サン・モク/トニ・バイランダー組フェラーリ458 GT3。AFコルセの77号車が2位に入り、フェラーリ勢がワン・ツーとなった。
GTCクラスでは、澤圭太が乗り込んだ007号車アストンマーチン・バンテージが総合6位/クラス3位に。藤井誠暢が乗り込んだ009号車アストンマーチンは総合8位/クラス5位となった。土屋武士が乗り込んだAAIラストラーダのBMW Z4 GT3は総合10位/クラス6位だった。
今回2台の争いとなったGTEクラスは、今季フル参戦でチャンピオンを獲得したチーム・タイサン・剣・エンドレスの飯田章/横溝直輝/密山祥吾組70号車フェラーリ458が優勝。阪口良平が乗り込んだ35号車ポルシェが2位となった。