アウディスポーツ・チーム・ヨーストで長年活躍するトム・クリステンセンは、2014年にル・マン24時間のLMP1クラスに参戦するポルシェとの戦いを楽しみにしていると語った。
8度のル・マンウイナーであるクリステンセンは、今季のル・マン24時間にも2号車アウディR18 e-トロン・クワトロを駆り、アラン・マクニッシュ、ロイック・デュバルとともに参戦するが、すでに同じフォルクスワーゲングループの一員であるポルシェとの戦いを楽しみにしているという。
12日、ポルシェは14年から参戦予定のLMP1カーのシェイクダウンをバイザッハで行ったが、これを受けてクリステンセンは、「ポルシェの復帰は素晴らしいことだよね。ル・マンはより力強い戦いが展開されることになるだろう」と語った。
「それに、フェルディナンド・ピエヒ(フォルクスワーゲングループのチェアマン)はファミリー内での戦いが大好きだからね!」
「僕たちはポルシェの開発にあたっているティモ・ベルンハルトもロマン・デュマについても良く知っている。それに、ポルシェはル・マンで最も成功しているメーカーだ。だからこそ彼らは、最強の座を守るために戻ってくるんだ」
「うまくいけばWEC世界耐久選手権でも彼らと戦うことになる。僕たちは今からすごく楽しみにしているよ」