ニュルブルクリンク24時間レースで、今季BMWのワークスチームを担うシューベルト・モータースポーツのドライバー・ラインアップが発表された。
今季のニュル24時間では、昨年までBMW M3 GTを走らせていたシュニッツァーに代わり、シューベルト・モータースポーツがBMWワークスチームの大役を果たすことになる。
そんなシューベルトのドライバーラインナップには、シューベルトの女性ドライバーであるクラウディア・ヒュルトゲンを筆頭に、ALMSで活躍するBMWワークスドライバーのヨルグ・ミューラー、ディルク・ミューラー、ウベ・アルツェン、ディルク・アドルフに加え、2011年度のMINIチャレンジのチャンピオンであるニコ・バスティアン、さらに日本でお馴染みのドミニク・シュワガーが2台のZ4 GT3に乗り込むことになった。
ヨルグ・ミューラーは2004年と2010年に、ウベ・アルツェンは2000年と2010年にそれぞれ2回ずつニュルブルクリンク24時間の総合優勝を経験しているだけに、今季のZ4 GT3でも期待されるところだ。
スーパーGTではGSR&Studie with Team UkyoのBMW GT3 Z4が、シューベルトがドバイ24時間レースで優勝したマシンを使用し昨年のGT300クラスでシリーズチャンピオンしており、シューベルト・モータースポーツの日本での知名度も上昇中だ。
総観客数が23万人を上回るニュルブルクリンク24時間レースは、5月17日~20日に開催される。BMWワークスをはじめ、190台のマシンたちの熱き24時間のドラマチックなレースに期待したい。